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〇〇ママの好きなこと・大切なこと

2024.08.02
〇〇ママの好きなこと・大切なこと

ファッションで「自分の人生」を!30歳からイメコンに転身したママ。

イメージコンサルタント 一宮 ミクさん
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産後、これまでの服を着て「アレ?」となった経験はありませんか?今回取材した一宮ミクさん(@miku_ichimiya)は、ご自身の経験を元に、お客さんに似合う服やメイクを提案するイメージコンサルタント(イメコン)としてご活躍中。プライベートでは6歳男の子を育てるママです。起業のきっかけや、イメコンという仕事を通じて伝えたいことについてお話を伺いました。

Contents

  1. 産後に突き当たった「似合わない!」の壁。
  2. 3カ月間の講座と試験を乗り越えて。
  3. 時短だけじゃなく、自信にもつながる。
  4. ファッションは「自分の人生」を取り戻す手段。

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産後に突き当たった「似合わない!」の壁。

もともとファッション関係のお仕事をされていたのですか?

いえ、実は全く関係がない駅員だったんです!地元・遠軽町の高校を出て就職し、8年ほど旭川駅の窓口で働いていました。

とっても意外!何をきっかけにファッションのお仕事に?

夫と結婚して札幌に来まして、29歳で出産して、子どもが1歳になったタイミングでそろそろ復職しようと求人を...、ちょうど「しゅふきた」を見てたんです。でも面接や仕事で着ていくような服がないことに気付いて。産後で体型が変わって以前の服は似合わないし、1年間育児に追われてあまり外出もしていなかったので、服自体を買っていなかったんですよね。

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わかります。育児をしてるとオシャレは二の次になってしまいますもんね

そんな時、SNSを開いたらちょうどイメコンとして活動されてる方の投稿を見つけて、診断を受けてみたんです。そしたら本当、驚く発見がたくさんあって。

例えばどんなことですか?

私ずーっと「自分の顔がオシャレじゃない」「センスがない」と思っていたんですけど、そうじゃなくて、似合うものを知らなかっただけなんだと気付かされたんです。それと同時に個人で、自宅マンションの一室で活動されている方でしたので「こんな働き方があるんだ!」というのも大きな発見でした。

「もっと広めたい」という気持ちが原動力に?

そうです。きっと同じように悩んでいる方は多いはずですし、服選びに時間がとられなくなることで、時短術にもつながると考えたんです。

Instagramではさまざまなテクニックを公開

3カ月間の講座と試験を乗り越えて。

どうやってお勉強されていったのですか

養成講座を開催している先生のもとで「パーソナルカラーリスト」や「顔タイプアドバイザー」の講座を受けました。3カ月間みっちりでしたね。ちなみに最後の課題は「知らないモデルを10人集めてプロデュースする」というものです。

思った以上に大変!

学び始めた当初からブログをはじめてたので、そこで募集をかけてなんとかクリアしました(笑)。それまでSNSもあまり活用していませんでしたが、ブログやSNSでの情報発信の方法も教えてもらいながら、上手に活用できるようになったんです。

大切ですよね。実際に活動を始めたのは?

子どもが2歳5ヶ月だから...2020年の3月ぐらいですね。ちょうどコロナ禍が始まった頃でオンラインでスタートしたので、場所を借りて開いたのは2020年の12月頃が最初でした。

どんなイベントですか?

当時、サッポロファクトリーにあった会場を2週間ほど借りて、1日3人のお客さんを診断しました。かかる時間は1人につき1〜2時間ほど。毎日予約がいっぱいで、大変でしたけど私にとっても大きな自信につながりました。

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時短だけじゃなく、自信にもつながる。

現在はどんなご活動を

自宅サロンやオンラインでの「パーソナルカラー診断」「顔タイプ診断Ⓡ」「プロポーション分析」、長期講座のレッスン「おしゃザップ」、商業施設に一緒に行く「同行ショッピング」と、その様子をSNSでも発信もしています。

どんな方が診断を受けているのでしょう

私と同世代のママ、やっぱり同じように産後で体型が変わったり、動きやすさを優先したりするあまり、"オシャレ迷子"になってしまった方が多いです。ちなみに診断が多い時期は年度末で育休を明ける方が多い3月頃。みなさん焦るんでしょうね(笑)

イメコンのママ友と「おしゃママ三姉妹」としてもご活動中

年齢でも変わりますよね

20代はみなさん、大体どんな服も似合いますからね。実はパーソナルカラーも若い人のほうがずーっと範囲が広いんです。

そうなんですね。診断した方からどんなご感想がありますか?

「時短につながった!」という声は多くいただいています。あとは自分に自信がなく、それまでファッションに全く興味がなかったという方が、「自分もこんな可愛い服を着ていいんだ」と喜んでくれたことがあって。今でも印象に残っています。

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自分に似合う服が見つかって驚く方は多いそう。「朝のバタバタの中で服選びにかかる時間が減った」という声も

ファッションは「自分の人生」を取り戻す手段。

お子さんについてのお話をお聞かせください。子育てで苦労されたことは?

今長男は6歳なので少し落ち着いてきましたが、赤ちゃんの頃はたくさん苦労がありましたね。特に離乳食の時期、作っても作っても食べてくれなくて...。「どうせ食べてくれないなら」と手づくりせず、パウチ入りのものにして、少量ずつ食べさせる方法に切り替えたんです。そしたら以前よりずーっと気持ちが軽くなりました。

活動をしてきた中で、子育てにも変化がありましたか?

もちろんです。以前は「母親らしさ」のイメージに縛られて「ママになったら目立っちゃダメだ」と思い込んでて...。自分が自分の人生から、どんどん離れていくような感覚でした。

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実はこども園に預けるために起業をしたという一宮さん。「頼れるものは頼る」ことも心掛けているとか。

同じお悩みを抱く方は多いと思います。

一人ひとりに人生があるように、似合う色や服は人によって全く違います。「ママだから」と誰かが決めた価値観に合わせる必要は全くないんです。悩みを抱えるママたちが、自分の人生を生きるためのそのきっかけに私がなれたら嬉しいですね。

まさに多様性ですね。

ママになると「若い時は」「独身の時は」って言いがちじゃないですか。でも、それって何だか湿っぽい。私はみんながいつも「今が最高!」と思って欲しいんです。自分の人生は、自分しか生きられませんからね。

ありがとうございました!

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イメージコンサルタント

一宮 ミクさん

instagram:@miku_ichimiya

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