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〇〇ママの好きなこと・大切なこと

2023.02.07
〇〇ママの好きなこと・大切なこと

ママになっても諦めず、楽しみ、笑顔でいよう!

MaMamo 親子美容室×ごはんや Chikaさん&Shihoさん
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親子カフェの運営や、リトミック教室、出張美容室などさまざまな企画を行っている「MaMamo 親子美容室&ごはんや」のお2人。ごはんとリトミックを担当するchika(ちか)さんと、デザート作りと美容師を担当するshiho(しほ)さんに、活動のきっかけや今後のお話を伺いました。

Contents

  1. 結成のきっかけとなった、「助けたい」という思い。
  2. 寝ず食わずで子育てするママのために。
  3. ふたりの出会いが生んだ、笑顔でいること。

結成のきっかけとなった、「助けたい」という思い。

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穏やかな雰囲気のおふたり。左がしほさん、右がちかさん。

まずはそれぞれの自己紹介をお願いします!

ちか:MaMamoでごはん作りと、リトミックを担当しているちかです!家族は夫と4歳長男、2歳次男です。

しほ:私は美容師とデザート作りが担当、シングルマザーで4歳の長男を育てています。

それぞれ、どんなお仕事をされてきたのですか?

ちか:私は幼いころからエレクトーンを習っていたので、札幌の音楽系大学で音楽療法を学び、卒業後は児童劇団に俳優として入団しました。全国への巡業で忙しく、人生で初めて初雪が見られなかったことが寂しくて、札幌を中心に活動する劇団へと移籍。結婚後は保育園で調理の仕事をした後、恩師からの紹介で短期間ですが演技指導の講師もしていました。

しほ:私は江別市の出身です。美容専門学校を出て上京し、子どもを授かるまでは神奈川県で美容師として働いていました。

昔からのお友達だったのですか?

しほ:いえ、知り合ったのはお互い出産した後で...インスタを通じて...だったよね?

ちか:そうそう。年も近くて、長男が生まれたのも同じ時期で、おまけに家も近かったので実際に会ってみたんです。そしたらお互い楽器をしていた経験まで同じで、すぐに意気投合しちゃいました。

MaMamoとして活動をはじめたきっかけは?

ちか:出会った当時、しほちゃんが美容師として働きたいという悩みを抱えていたので、そんな彼女を助けてあげたいという思いからスタートしました。

しほ:出産後に子育てと両立して働けるかが不安で、なかなか美容師の仕事へ踏み出せなくて。居酒屋でバイトをしていたんです。それも2020年の春からコロナ禍で働けなくなってしまって...。

ちか:私もお料理が好きで、保育園で調理をした経験を活かして親子カフェを開きたいと考えていた頃でした。「じゃあ自分たちでお店作っちゃおうよ!」と話が盛り上がって、インスタアカウントを作ったのが活動のはじまり。2021年の8月ごろでした。

素敵なお話!

ちか:思い立ったら、深く考えずにすぐ行動に出るタイプなので(笑)

しほ:困っているところに手を差し伸べてくれて、本当に嬉しかったですね。

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どうやって活動を広げていったのでしょう?

ちか:インスタで髪を切りたいお客さんを募って、訪問するというスタイルでした。いきなり美容室を開いてもお客さんがいないですし、そもそもお金もないのでまずは地道にでも活動しなければいけません。

どんなお宅へ訪問したんですか?

しほ:出歩くのが大変な妊婦さんや、子どもが小さくて美容室に行けないママ、じっと座っているのが難しいお子様がいるなど、さまざまな事情を抱えるご家庭に訪問しましたね。実は法律上の決まりで、訪問でカットができるのは病気や体調の都合で動けない方といった条件があるので、基本的には妊婦さんがほとんどでした。

ちか:出張美容室以外にも、親子で参加できる撮影会を開いたり、リトミック教室を開いたりと、なんでも自分たちで行っていました。

ちかさんは何でもできるんですね。

しほ:何でもできるというより、やっちゃう(笑)

ちか:最近はさまざまな活動をしているママとのつながりができてきたので、コラボ企画を開くことが多くなりました。今は出張よりも場所を借りて、ママ達と一緒にイベントを開くケースが多いですね。子育てでいっぱいいっぱいなママ達のために、私たちでできることはなんでもしてあげたいんです。

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2人目、3人目を妊娠中のママのご自宅に伺うことも多いのだとか。「子どものファーストカットをすることもあるんですよ」

寝ず食わずで子育てするママのために。

親子カフェはいつから?

ちか:定期的に開くようになったのはMaMamo結成1年後、2022年の8月からです。縁あってこの場所(札幌ゲストハウスWAYA)を借りられるようになったのが理由でした。

どんなお客様が来られるのでしょうか

ちか:育児へのお悩みを抱えているママが多いです。中にはカフェを利用して「久しぶりに外食した」「久しぶりにこんなに食べた」と打ち明けてくださる方もいました。自分を後回しにしちゃって、寝ず食べずで育児をしているんだなぁと実感しました。

うーん、切ない。

しほ:身近に預けられる人が少なかったり、私のようにシングルマザーであったりすると、朝から晩まで子どもに付きっきりで、本当に家から一歩も出られないんです。

ちか:だから料理をつくるだけじゃなくて、宅配をしたり、お料理講座を開いたりといった展開もして、家から出られないママの方もきちんと食事できる企画を考えるようになりました。

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ちかさんはこの活動のために、乳幼児食指導士の資格も取得したそうです。

企画はどちらが考えているのですか?

ちか:私が企画で、しほちゃんがそれを後押しする係。いつも思いつきでしほちゃんに「こんなのやりたい」と言ったら、大体「いいね」って言ってくれるんです(笑)

しほ:私はもともと前に出るのが苦手なので、自分一人では前に出ませんし、店を開きたいなんて思わなかったと思います。

でこぼこコンビのようで、上手にバランスが取れているんですね

しほ:そうそう。「スマホ持った?」「メール返事した?」と言うのも、私の係。絶対忘れ物してるんです。今だってスマホがあんな所に...(笑)

ちか:あっ!

ふたりの出会いが生んだ、笑顔でいること。

(笑)。今後はどんな活動をしていく目標ですか?

ちか:今は間借りでカフェを開いていますが、いずれは自分たちでお店を持ちたいので、物件探しをしたり、セミナーに出たりして準備を進めています。

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2022年12月21日、ジョブキタビルで開かれたイベントで息ぴったりの演奏を披露するおふたり。

どんな物件をお探しですか?

ちか:できれば、今の場所の近くですね。古民家をリノベするのもいいし、同じビルの中に美容室とカフェ、託児所を備えて連携する形もいいかも。しほちゃん、どう?

しほ:いいね。

ちか:そのうちシングルマザー専門のアパートとかも用意できたらいいと思わない?

しほ:いいね。後でじっくり話そうね。今は取材...

ちか:あ、そうだった(笑)

いつもこんな感じなのですね(笑)最後に、新米ママに向けてのアドバイスをお願いします。

ちか:私も子どもが小さい頃は「何でこんなに泣き止まないの」「向いていない」と悩みっぱなしでした。でも自分の不機嫌は、子どもや家族にも影響しちゃう。MaMamoとして活動をはじめてからは忙しい反面楽しくて、子どもにも優しくいられる日が増えたなと実感してるんです。

しほ:この数年、コロナ禍で孤立してしまったママが多いと思います。でも一歩踏み出せば、私とちかちゃんのように素敵な出会いが待っているかもしれません。ママになっても諦めないで、楽んで、笑顔で居続けて欲しい。そんなことをこれからもMaMamoを通じて伝えていきたいですね。

ありがとうございました!

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MaMamo 親子美容室×ごはんや

Chikaさん&Shihoさん

MaMamo instagram:@mama.mo__

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