ヨガとの出会い

まずは自己紹介をお願いします！

自宅サロンでプライベートヨガレッスンとアロママッサージのほか、地域の交流センターでヨガレッスンも行っています。インストラクター歴は11年ほどです。出身は札幌市で、結婚を機に恵庭市に引っ越してきました。子どもは幼稚園の年長と年少の男の子を育てています。

ご自宅２階にあるサロン

ヨガをはじめたきっかけは

もともとは母がヨガを習っていて「すごくいいよ！」と勧められ、スクールに通ってみることにしたんです。難しいポーズにチャレンジして習得したときや、ヨガの最後に仰向けになる休息のポーズ「シャバーサナ」の気持ち良さ、ヨガ全体が終わったあとのすっきり感などにハマってしまって。続けるうちにヨガの魅力を伝える仕事をしたいと思うようになり、当時勤めていた会社を退職してヨガインストラクターを目指しました。

その後は

インストラクター資格は１年ほどかけて取得。会社には所属せず、最初からフリーのインストラクターとして、札幌のスポーツクラブやレンタルスペースでレッスンをしていました。
資格取得後も学び続けたいと思い、ヨガ合宿に参加したりもしましたね。当時、芸術の森にある「芸森スタジオ」で、泊まり込みでヨガを学べるプログラムがあったんです。同じ志を持つ仲間と寝食を共にしながら過ごせたことは、本当にいい思い出になっています。今でもSNSで繋がっていて、みんなそれぞれの場所で活躍しているのを見ると私も頑張ろうと思えます。

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元気いっぱいの男の子育児！

現在の活動拠点は恵庭市なんですね。

結婚を機に夫の職場の関係で恵庭市に引っ越しをすることになり、拠点も移しました。

引っ越しに不安はありましたか？

友達がいないことに不安はありましたが、引っ越したばかりのタイミングでハローワークが主催する職業訓練の広告を見つけて。フェイシャルエステとアロマについて学べる講座に申し込みをしたんです。そこですぐに友人ができたので、ラッキーでした。職業訓練で得たエステやアロマに関する知識は現在の仕事にも活きているので、あのとき一歩を踏み出してみてよかったです。

男の子きょうだい育児はどうですか？

すっごく元気で、怪我も多いです（笑）２人とも体を動かすことが好きなので、公園へよく連れて行っています。お兄ちゃんが習い事でラグビーをやっていて、先日は親子の交流イベントに参加してきました。普段は練習を見守るだけですが、この日は家族みんなで一緒に走り、へとへとになりつつも、楽しかったです。あとは...最近はぬいぐるみ遊びがブームのようで、２人の中で決めた設定で会話している内容がほほえましくって。私が見ていることに気付くとやめてしまうので、こっそり観察しています（笑）

子育て中の息抜きは

幼稚園の夏休みがやっと終わったと思ったら、すぐにコロナの影響で学級閉鎖になった時は、さすがに子育てと家事で心に余裕がなくなりましたね。夫に子どもたちを見てもらい、近所に新しくできたコーヒーショップに駆け込みました（笑）久しぶりにゆっくりコーヒーを飲んで、１人時間を満喫してリフレッシュしてきました。

ママになってから好きになったことはありますか？

どうしても子ども中心の生活になるので、自分自身の新しい趣味はないのですが、子育てをする中で苦手なものが平気になったかもしれません。虫が苦手だったけれど今はトンボくらいなら触れるとか（笑）動物や海の生き物にも詳しくなりました。子どもたちが本やテレビで知ったマニアックな知識を教えてくれるんです。

直感を大切に。

ご自宅の２階がサロンになっているんですね。

メニューはヨガのプライベートレッスン、ヘッドスパ、ボディ・フェイシャルエステなど。初心者の方には「たまごヨガ」がおすすめです。たまごのような丸い形のブロックがポーズをとるのを補助してくれ、気持ち良く身体を伸ばせるんです。生徒さんのお住まいの場所やご事情に合わせて、オンラインレッスンにも対応しています。

たまごヨガに使うブロック

アロマを取り入れるとどんな効果が？

アロマ・ヨガ・リラクゼーションを合わせた「アロガゼーション」というレッスンでは、精油を使って腕や足のセルフマッサージを行います。アロマの香りで呼吸が深まり、リラックス効果を高めることができますよ。

アロマテラピーアドバイザーの資格を持つ伊原さん。生徒さんからのリクエストやお悩み、季節に合わせて精油をブレンドすることもあるのだそう。

レッスンをしていて嬉しかったことは

新型コロナが流行し長期間レッスンを休止していた時期に、たくさんの生徒さんが「再開するのを待っています」と声をかけてくれたことです。
また、不眠で悩んでいる方にヘッドマッサージの施術をした日に「夜、久しぶりにぐっすり眠れました」と感想をいただけて。そういう瞬間にやりがいを感じますね。

お仕事をするお母さんを見て、お子さんはどんな反応ですか？

オンラインヨガをするときは「ママ、頑張ってね！」と送り出してくれます。ヨガのポーズを真似していたり、お風呂上がりに「マッサージして〜！」とおねだりされることも。ヨガやアロマが、親子のコミュニケーションツールになっています。

最後にメッセージをお願いします！

直感を大切に、やってみたいと思ったことはやるべきだなと思っています。
会社員を辞めてヨガの道に進んだことや、アロマを学ぼうと思ったのも「やってみたいな、面白そうだな」という自分の気持ちに正直になったから。これからも直感を信じて、楽しく過ごしていけたらいいですね。

伊原さん、ありがとうございました！