
文芸社 第23回えほん大賞 絵本部門大賞「まっしろドードー」誕生秘話&プレゼント企画
以前「◯◯ママの好きなこと・大切なこと」に登場した、グドール結実カタリーナさん。(取材記事はこちらから)今後の目標として絵本を作りたい、と語っていた結実カタリーナさん初の絵本「まっしろドードー」が、このたび文芸社 第23回えほん大賞、絵本部門大賞を受賞!誕生秘話をお聞きしました。
さらに!10名様へ「まっしろドードー」をプレゼント!
ページ下部に応募フォームがございますので、ぜひ最後までご覧ください。
結実カタリーナさんにインタビュー
大賞受賞、おめでとうございます!えほん大賞へ応募したきっかけを教えてください。
絵本を書きたいという漠然とした夢は高校生から持っていて、えほん大賞のことを知ったのは5年ほど前に見たネット広告がきっかけです。ずっと気になってはいたものの、妊娠・子育てでバタバタしたまま時が過ぎ、30歳が目前となったとき、20代のうちにやり残したことにチャレンジしたい!と考え、応募を決意しました。
締切まであと1ヶ月というタイミングだったので、思い切って仕事を休職して絵本作りをスタート。時には「仕事を休んでまでどうして大変な道を選んでしまったのだろう」と葛藤したこともありましたが、絶対に書ききってみせるという気持ちで昼夜を問わず制作し、誕生した作品です。夫や実家も応援してくれ、子どもの保育園の送り迎えや家事などたくさんサポートをしてもらいました。大賞の連絡が来たときは本当に驚いて思わず叫んでしまいました!私だけでなく、家族・親族一同大喜びでした。
絵本のストーリーはすぐに思い浮かんだのでしょうか。
最初は昔から構想していた内容で書き進めていたのですが、ストーリーが壮大すぎて、一旦白紙に戻すことに。新しいアイディア探しで家の中をぐるぐると歩き回っているとき、部屋にあったドードー(※)のぬいぐるみを見て、物語のモデルにしてみようとひらめきました。
物語ではドードーに様々ないたずらをさせました。ドードーに子どもの姿を重ねてみると、母親目線だとつい「やめて〜!」と言ってしまいたくなるいたずらばかりだと思います(笑) でも、ドードー=子どもにとっては楽しくて、意味があること。そしてその行動の先には結果が伴います。「まずは何でもやってみてごらん」、「あなたのやることには意味があるんだよ」そんな2つのメッセージを絵本に込めました。
※ドードー...大きなくちばしが特徴の鳥で、絶滅動物の一種。
読者にメッセージをお願いします。
まっしろドードーは、物語に余白を多く残しています。ドードーは何者なのか、どうして増えるのか。細かい設定はあえて書いていないので、読んでくれた方が想像力を膨らませて、オリジナルのストーリーを足していってもらえたら嬉しいです。
そして実は...物語の最後に、ちょっとしたサプライズを用意しています。
私は幼い頃、母に絵本を読んでもらったとき「はい、おしまい」とお話が終わってしまうのがすごく寂しくて。なのでまっしろドードーには、続きを感じるような仕掛けをしてみました。絵本の隅々まで注意深く見てみてください。そして、物語の続きを自由に想像していただければと思います。
まっしろドードー
ぶん・え:ゆみカタリーナ
よるです。アンちゃんがぐっすりねむったあと、まだねむくないまっしろドードーはベッドからぬけだしました。クレヨンで遊ぶと「クレヨンドードー」が生まれ、はちみつを食べると「はちみつドードー」が生まれます。
いたずらをしながらドードーはどんどん増えていって──。
常識を超えた、ゆかいでふしぎな絵本。
第23回えほん大賞絵本部門大賞受賞作品。
◼著者プロフィール
1992年生まれ。
ドイツ人と日本人の両親のもと札幌で育つ。
幼少期はもっぱら読書とダンスに明け暮れた。
青山学院女子短期大学芸術学科卒業。
事務職など経験したのち、フリーランスデザイナーに転身。
見る人が、自分を愛するきっかけになる、そんな作品作りを目指している。
現在も札幌在住。男女二児の母。
※この情報は、2023年6月時点のものです。
絵本のあらすじ・著者プロフィールは株式会社文芸社様のwebページより引用しております。
絵本「まっしろドードー」を10名様にプレゼント
応募締切:8月26日(土)00:00
下記のフォームからご応募ください。
厳正な抽選のうえ当選者を決定し、賞品の発送をもって当選発表にかえさせていただきます。